手本を示すためにはリーダーであるまえに選手であれ

このブログでは「モチベーションをあげる」ことをキーワードにしています。

「自分」のモチベーションの上げ方

「部下・選手・学生」などのモチベーションの上げ方

を取り上げてきました。

このブログを見ていただいている皆さんの中には、社会人の方も多いと思います。

組織の大小にかかわらず、リーダーの位置で仕事をされている方も多いと思います。

世の中には立派なリーダーシップを発揮して組織をひっぱっている方々がたくさんいます。

その中でも、わたくしが人間的にも実績的にも尊敬できる人物に「ジーコ」さんがいます。

ジーコさんが書かれた著書に「ジーコのリーダー論」があります。

ジーコさんの実績に裏打ちされたリーダー論を紐解き、皆さんの組織のモチベーションをあげることに役立てていただけると幸いです。

 「二流の組織でも、リーダーしだいで一流に変わる」

「私は、グラウンドで選手たちと泥まみれになりながら走り、ボールを蹴り、また各選手たちのいいところ悪いところを教えていった。どうすれば勝つことができるか、勝つためには何をしなければならないかを、何度も言葉で説明し、お手本としてやってみせた。」

「手本を示すためにはリーダーであるまえに選手であれ」というメッセージが込められていますね。

「手本を示す」には自分が「できる」ことを見せる必要があります。

自分が「できる」には日ごろから実践していることが必要です。―「日ごろの実践」

リーダーの立場にいると時間的制約などがあり、「日ごろの実践」にあてられる時間が難しい局面もあると思います。

毎日実践することが難しいのであれば、週に1回、2週に1回とあえて予定表に組み入れて実践することですね。

チャレンジする気持ち

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「自分」のモチベーションの上げ方

「部下・選手・学生」などのモチベーションの上げ方

を取り上げてきました。

このブログを見ていただいている皆さんの中には、社会人の方も多いと思います。

組織の大小にかかわらず、リーダーの位置で仕事をされている方も多いと思います。

世の中には立派なリーダーシップを発揮して組織をひっぱっている方々がたくさんいます。

その中でも、わたくしが人間的にも実績的にも尊敬できる人物に「ジーコ」さんがいます。ジーコさんが書かれた著書に「ジーコのリーダー論」があります。

ジーコさんの実績に裏打ちされたリーダー論を紐解き、皆さんの組織のモチベーションをあげることに役立てていただけると幸いです。

 「二流の組織でも、リーダーしだいで一流に変わる」

「何かをはじめようとするとき、もっともたいせつなのはチャレンジする気持ちだと私は考える。とくに、これから組織を作り上げ、部下を育てていかなければならないリーダーには、なくてはならない資質だ。大きな目標に向かっていこうとしないリーダーに、誰がついていこうと思うだろうか。

リーダーは、つねに上へ上へとチャレンジするべきだ。たとえ、それが現時点では不可能なことにように思えても、けっしてチャレンジする姿勢を忘れてはならない。そのリーダーのエネルギーが、部下を変え、組織を変えていくのである。」

ジーコさんが述べている「チャレンジする気持ち」という言葉は、どの業界でも通じる言葉だと思います。

組織の大小にかかわらず、リーダーの位置にいる人は、部下をマネージメントすることが必要ですが、並行して自ら上へ上へとチャレンジすることを説いていると思います。

私は過去に一度、国際学会にエントリーしたことがあります。

国際学会では一般的に、発表に値すると評価された演題が学会に受け入れられ、発表することができます。

初めてエントリーしたその時は、査読者2名のうち1名から却下のコメントが付き、発表の機会は与えられませんでした。

2018年度は、「チャレンジする気持ち」を持って、今回は分野の異なる国際学会にエントリーしました。

幸いにも、学会に受け入れられて、晴れて国際学会で演題を発表できました。

「私はいまでも成長している」ことを学生と共有しました。

私にはまだまだやることがあります!どんどん「チャレンジする気持ち」を持って進んでいきたいと思います。

二流を一流に育て上げるやりがい

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「自分」のモチベーションの上げ方

「部下・選手・学生」などのモチベーションの上げ方

を取り上げてきました。

このブログを見ていただいている皆さんの中には、社会人の方も多いと思います。

組織の大小にかかわらず、リーダーの位置で仕事をされている方も多いと思います。

世の中には立派なリーダーシップを発揮して組織をひっぱっている方々がたくさんいます。

その中でも、わたくしが人間的にも実績的にも尊敬できる人物に「ジーコ」さんがいます。

ジーコさんが書かれた著書に「ジーコのリーダー論」があります。

ジーコさんの実績に裏打ちされたリーダー論を紐解き、皆さんの組織のモチベーションをあげることに役立てていただけると幸いです。

 「二流の組織でも、リーダーしだいで一流に変わる」

「鹿島アントラーズは発展途上のチームだ。強いチームにいれば、私の仕事はプレーヤーとしての役割だけに限られるが、これからのチームなら、プレーヤーとしてはもちろん、自分の理想とするチームに育て上げる指導者としての役割もになうことができる。そのほうが、私がこれまで培ってきた技術や経験や知識を全面的にいかすことができるのではないか、そう思い始めてきたのである。」

反骨精神と表現してもよいのではないかと思います。

人間は、よりよい学校・よりよい会社などを志向する傾向があると思います。

ジーコさんはそこをあえて、当時二部リーグにあった発展途上のチームのコンセプトを理解し、組織を変える行動をとられたのだと思います。

「二流を一流に育て上げるやりがい」。

この考えには賛同します。

私が所属する教育機関は、一般的に言う一流なところではありません。

赴任して以来、「いまに見ていろ!」という気持ちが根底にあります。

真正面からぶつかり、周囲や地域を驚かそうという気持ちが私のモチベーションになっています。

組織のモチベーションをあげるためのリーダー論

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「自分」のモチベーションの上げ方

「部下・選手・学生」などのモチベーションの上げ方

を取り上げてきました。

このブログを見ていただいている皆さんの中には、社会人の方も多いと思います。

組織の大小にかかわらず、リーダーの位置で仕事をされている方も多いと思います。

世の中には立派なリーダーシップを発揮して組織をひっぱっている方々がたくさんいます。

その中でも、わたくしが人間的にも実績的にも尊敬できる人物に「ジーコ」さんがいます。

ジーコさんが書かれた著書に「ジーコのリーダー論」があります。

ジーコさんの実績に裏打ちされたリーダー論を紐解き、皆さんの組織のモチベーションをあげることに役立てていただけると幸いです。

 

「相手のモチベーションをあげさせる関わり」の記事一覧

このブログでは、留学情報、中学英語で学ぶ表現や単語を用いて「ネイティブ的な発音」などを取り上げてきました。

また、「自分のモチベーションを上げるためのステップ」についても取り上げました。

ここでは、「相手のモチベーションをあげさせる関わり」についての記事を一覧としてまとめました。

監督は選手の意見を聞くにしても、あまりそれを真に受けないほうがいい。
つねに自分のできることを考える
プライドを醸成させてあげる
実力や理解力に応じた経験の場を与える
外から内をみる
強い組織を作る三つの視点
「イメージを超える驚きや感動」を与える
思考やイメージの枠を超えたもの
教えるとき意味は絶対につける
意味を添えて説明する、指導する、教育する。
目的を意識させるー「なんのために」
ネガティブな点を指摘するには、ポジティブな点を見つけておく。
学ぶ側に「選択させる」
正しい情報と判断基準を与え、自分自身で気付かせてあげる。
自ら変わり周囲を変えていく
言葉のセンスを磨く
好印象を与えることはコーチングの要素
コーチのアドバイス・三つのポイント
相手の感情を推し量る能力
リーダー・指導者の受信機の性能を上げる
リーダー・指導者としての配慮の範囲
一律に扱うのではなく、個別にフォローしていく。
サブリーダーが個々の反応を見ながら指導していく
心の距離感を考えながら立ち位置を変えていく
「最小限の対策」を立てて、長所を伸ばす。
ムダと思ったことはどんどんやめて・・・
「伝統」は改革する時に足かせになる
伝統は改革の足かせになる
感情的に受け入れられるようなアプローチをとる
若輩者だろうと、きちんとリーダーシップを発揮する。
リーダーは時代の流れをしっかり把握する
自ら変わり、時代にマッチした考え方を表現していく。
感情をうまくコントロールさせてモチベーションをあげさせる
リーダーは新しいアイディアを提案する役目がある
相当なインパクトのある言葉で表現する
常識や伝統を疑う!
自分がつねにただしいなんて思わない
持論を言葉にしてきちんと説明すること
恐怖で抑えつけることは、考えることを奪う。
指導者として我慢してサポートする姿勢
「結果だけで判断する」ことは指導者として「悪」
決めごとをふやすことで、壁をつくってしまっている。
逃げ出さず、頑張ってしばらくそこに踏みとどまらせる。
相手の立場に立ってモチベーションをあげさせる

「主体変容」の考え方と共通する認知症ケアー「ユマニチュード」

2018年7月21日(土)、地域の医療系の学校の学生(薬剤師、看護師、理学療法士、作業療法士、介護福祉士、栄養士、言語聴覚士、救命救急士、保育士)を集めて、職種間を越えた交流と共同学習をする研修会が行われました。1日かけての研修会でした。午前中に認知症ケアに導入されてきている「ユマニチュード」というアプローチについて講義を聴講しました。とても感動する内容でした。まずは、「ユマニチュード」とはどういうものか、私の言葉で説明するよりも、動画を見ていただいたほうが理解しやすいと思いますので、まずは次の動画をご覧ください。

「ユマニチュード」とは、フランス語で「人間らしさ」を表す言葉だそうです。認知症を罹患すると、医療従事者とのコミュニケーションがうまくいかないことが多くなります。この講義を聞いて、「ユマニチュード」では、

「認知症の患者さんから反応を引き出すために、医療サービスを提供する医療従事者側が『自ら変わって』関わる」

ことを実践していることがわかりました。まさに、「主体変容」の考え方そのものだと思いました。―「自ら変わり、相手を変化させる」

この「主体変容」の考え方は、普遍的な考え方であると理解できますね。周囲のことを嘆く時間があるならば、「自ら変わり、周囲に関わる」ことに集中すると状況が好転すると思います。ぜひ、実践していきたいと思います。

監督は選手の意見を聞くにしても、あまりそれを真に受けないほうがいい。

周囲の人のモチベーションをあげさせる関わりの参考になる書籍を前回ご紹介しました。

この書籍は、元ラグビー日本代表監督を務められた平尾誠二さんの組織のリーダー論について表現されているものです。
この書籍の中で、平尾誠二さん自身の言葉で表現されているものをひとつずつ取り上げていきたいと思います。

「監督がつねにチームにとって最善の手は何かを考えているのに対し、選手は個人的な人間関係や感情のほうを、しばしば大事だと考えているからです。」

「チームにふさわしい自由と規律のバランスを決めるには、何度もせめぎあいが必要だという話をしましたが、やはり、選手が成熟していないうちは、自由や権利を際限なく欲しがりますから、なかなか監督やコーチと選手の思いが重ならないことはあります。だから、監督は選手の意見を聞くにしても、あまりそれを真に受けないほうがいいのです。」

監督・教員・上司は、自分の考えが選手・学生・部下などの考えとは必ずしも一致しないということを自覚した上で接することが必要ということですね。選手・学生・部下などのモチベーションをあげさせるためには、この違いを意識しておく必要がありますね(自戒を含めて)。

つねに自分のできることを考える

周囲の人のモチベーションをあげさせる関わりの参考になる書籍を前回ご紹介しました。

この書籍は、元ラグビー日本代表監督を務められた平尾誠二さんの組織のリーダー論について表現されているものです。
この書籍の中で、平尾誠二さん自身の言葉で表現されているものをひとつずつ取り上げていきたいと思います。

「アイツがミスしたから負けたとか、アイツがあんなパスをしなければ勝てたとか、責任のベクトルが他人に向いたとたんに、その人の成長は止まります。

なぜアイツのミスをおれがカバーできなかったんだ、あるいは、内側ではなく外側に走るよう練習中に指示をしておくべきだったと、つねに自分のできることを全員が考えているチームくらい怖いチームはないと思います。」

的を得ている言葉ですね。他人のせいにしている人は過去の職場にもいましたが、その人は人間的に尊敬できない人でした。私はずっと成長したいと思うので、自分のできることを考えてやっていきたいと思います。

プライドを醸成させてあげる

周囲の人のモチベーションをあげさせる関わりの参考になる書籍を前回ご紹介しました。

この書籍は、元ラグビー日本代表監督を務められた平尾誠二さんの組織のリーダー論について表現されているものです。
この書籍の中で、平尾誠二さん自身の言葉で表現されているものをひとつずつ取り上げていきたいと思います。

「大事なのは、勝利を最優先する意識が、個々のと選手に共有されているかどうかなのです。それは、チームに対する誇り、プライドと言い換えてもいいかもしれません。

それでは、チームに対するプライドは、いったいどこから生まれてくると思いますか。

ぼくは、それは自分自身だと思います。自分にプライドがあるからチームにもプライドがもてる。逆に自分にプライドがない人間が、チームにプライドなんてもてるはずがないのです。

ですから指導者は、選手のプライドを醸成させてあげることを、自分の重要な役割として自覚する必要があります。場合によっては、プライドを保てるような日常の行動方針を示してあげるのもいいでしょう。」

私は教員なので、学生のプライドを醸成させてあげる関わりを意識する必要があるということですね。プライドを保てるには、私は「心(こころ)」だと考えます。このブログでも「心(こころ)」についてまとめています。