Pepsi-Colaの由来

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私がTOEFL iBTのreadingの勉強をしていた時に、時々「へー!?」と思わせる文章にでくわすことがありました。今日はその一つについてお話ししようと思います。

アメリカの人気商品の一つにペプシコーラ(Pepsi-Cola)がありますね。日本でも人気の飲み物の一つです。このPepsiの名前の由来についてです。

Pepsi-Colaがアメリカで産声を上げたのは1894年だそうで、アメリカのある薬剤師が消化不良の治療薬として売り出した飲料に起源を発すると言われています。消化酵素の一つであるペプシンをコーラに混ぜて売っているので、飲んでいる人はこれを飲むと消化がいいということで人気がでてきたのです。消化酵素ですから文字通り消化を助けますので、食べ過ぎた時にPepsi-Colaを食後に飲めばおなかの張りがなくなるわけです。ペプシンという消化酵素の名前から「ペプシ」ととったと思うかもしれませんが、TOEFL iBTのreadingの文章ではそういう説明ではありませんでした。

「消化不良」は英語で”Dyspepsia”と書きます。昨日、英英辞典を使うことをお勧めしたので、ロングマンの英英辞典でどのように説明されているか確認しましょう。

Dyspepsia = a problem that your body has in dealing with the food you eat

このソフトドリンクが、アメリカ人のDyspepsiaを改善してくれるので、この単語の中の”Dyspepsia”を取って、”Pepsi-Cola”と名付けられたということです。「へー!?」じゃないですか?

薬剤師として働いていた私は、消化不良という意味の単語を覚えられてうれしかったですね。今でもこの内容を覚えているくらいなので、当時、このreadingの文章を読んだときはかなりインパクトが強かったのだと思います。

ちなみに、Coca-Colaの”Coca”は”cocaine”から由来しています。コカインは日本では麻薬取締法で厳しく取り締まりされていますが、当時のアメリカではコカインが依存性を呈することがまだわからない時代でしたので、Coca-Colaを飲むとハイテンションになれるというのが、アメリカ人に広く知られるようになったといいます。よくよく考えたら、とんでもないものをコーラの中にいれていたのだなとつくづく思います。

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