TOEFL iBT listeningのおすすめ本

アメリカの大学・大学院への留学を目指してる方には、TOEFL iBTで基準点以上を取得する必要があります。留学を目指しているのですから、日本にいながら英語を勉強する際は、なるべく英語で書かれているものを使って勉強することをお勧めします(関連記事はこちらをご覧ください)。私も留学を決意した当初は、日本語で書かれたTOEFL対策本を使っていましたが、しばらくしてから英語で書かれた本を使うようにしました。英語で理解する習慣が付きますので、実際に留学した時にも役立ちます。
ここでは、Listeningのセクションに特化した英語本をご紹介します。「英語で理解して英語でアウトプットする。」留学してからも生かせるスキルを身に付けてください。

このブログには、listeningのスキルを上げるための教材を紹介している記事がありますのでそちらもご覧ください。

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Shadowingでlistening力を鍛えよう!

私は英語の4スキルの中で、listeningが一番弱いと自覚しています。日本でTOEFL iBTの勉強をしている時に、いかにlistening力をつけるにはどうすればよいか色々調べては試しました。

一時期は、英語のCDを片方のイヤフォンで片耳で聞く方法を実践しました。片耳しか音が聞こえないので意外と集中して聞くようになりました。

もう一つの方法は”Shadowing”です。動詞は”Shadow”ですね。ロングマンの英英辞典では以下のように説明されています。

Shadow = to follow someone closely in order to watch what they are doing

Listeningに関してShadowするとは、話されている英語のスピードについていきながら、聞こえた英語を発音していくことです。

例えば、テレビのニュースを聞いて、アナウンサーの話す内容を日本語で発音してついていくことはできるかと思います。これを英語についてやってみるのです。最初はうまくついていけなかったりすると思いますが、続けてみることです。1日5分と決めたら、毎日5分間Shadowingを続けるのです。

もし、TOEFL iBTのCDを持ち合わせているのであれば、そのCDを聞いて、聞こえた英語についていきながらすぐさま口にすることです。

もし、NHKのラジオ英会話を毎日聞いて勉強されているのであれば、インストラクターの指示を聞きながらでも結構なので、インストラクターが話している英語の文章についていって発音してみることです。

もし、CNNやABCなどのアメリカのニュース番組を見る機会があれば、アナウンサーの話している英語についていきながら発音してみることです。

「ローマは1日にしてならず」といいます。巨大なローマ帝国も小さな一歩から始まったはずです。偉大な野球選手として今も活躍しているイチロー選手も、「小さいことの積み重ねがとてつもないところにたどり着く方法である。」と言っています。Shadowingも、まず1分やってみて、次の日は1.5分やってみる。小さな努力の積み重ねが、Listening力の向上にとどまらず、自然な英語表現の修得、アクセントの修得など、英語力が自然と向上していることに気が付くでしょう。

「継続は力なり」です。私も仕事をしながら、家族が寝静まった夜の11時からの2時間をTOEFL iBTの勉強にあてて毎日続け、2年の末に留学を手にしました。

Listening力が弱くても会話を成立させて理解していく方法

私は英語の”Reading”, “Writing”, “Listening”, “Speaking”の4スキルの中で、”Listening”が一番弱いです。実際に留学生活を始めると、当然のことですが、何から何まで英語を使って一つずつ事に当たっていく必要があります。

“Listening”の力が弱い私としては、例えば、携帯電話のお店の人の英語や講義をしている教員の英語がうまく聞き取れないことがあります。聴くことに集中して聞いているのですが、聞き取れている英語が流れてきている最中にノイズが入ってうまく聞き取れないという感じによく襲われました。感度の悪い衛星テレビのアンテナのようなイメージですね。

このような状況の時にどうすればよいか考えました。

10割理解できなくても、7割聞き取れたとして、その7割の内容から残りの3割のストーリーを「想像」し、その内容を「質問」という形にして相手に確認するようにしました。

Student A: “Where’s the big map book? I think there’s some ????????? on local birds at the back.”

Nick: “Do you wanna some INFORMATION  about the birds?

簡単にいうとこんな感じの繰り返しです。

相手が長い説明をしていた場合は、”I understand you that ………(理解した内容を英語で表現する).  Is it OK?”と自分が取りあえず聞こえた音からストーリーを想像し、その内容を言葉にして相手に伝え、自分の理解が合っているかを確認します。もし、自分の理解が少し間違っていると相手が判断したら、また言葉を変えて説明してくれます。今度も、7割の理解から残り3割を「想像」して、言葉に表して質問します。このようにすれば、長い説明の内容を、右側もしくは左側に行く話かを寄り分けるように会話の方向性を絞っていくことで、最終的に相手が説明した内容を理解するまでに何とか至ります。

このやり方を実践したおかげで、少しずつ会話力があがっていたように思います。

小さいころからアメリカで育った帰国子女のような人生でない私の様な、日本の従来の英語教育を受けてきた者としては、英語の4スキルすべてに長けた状態で留学できるかといえばそれはなかなか難しいと思います。弱いスキルを補う方法を自分なりに見つけて、留学生活を楽しんでいけるといいですね。

ーListeningーTOEFL iBTの勉強方法

Listeningの能力を上げるには私は苦労しました。4つのスキルの中で一番苦手でした。留学を終えて帰国してから、日本語の会話の中でも聞き間違いが結構あることに気が付きました。もともと聞く力が低いのだなと思いました。それでも、Listeningのスコアを上げなければいけません。

基本的にListening は、当然ですが英語をしっかり聞くことです。時間があれば英語を聞く習慣をまずもつことが必要です。いろいろ試したなかで比較的効果があったかなと思うのは、英語のCDを片方のイヤフォンで片耳で聞く方法です。片耳しか音が聞こえないので意外と集中して聞くようになりました。私の場合は、飛躍的にListeningのスコアが伸びたわけではありませんでした。Listeningのスキルは私としては一定速度で少しずつ力がついていった感じです。目標を失わず、聞き続けることを実践しました。

TOEFL iBTのListeningでは、教授の英語の講義を聞いて質問に答えます。よって、note takingのスキルも重要です。聞き取れたキーワードをノートに書き落としていくのですが、必ずしも英語で書き落とす必要はありません。聞きとれた言葉をカタカナで書き落としても問題ありません。要は、講義の内容を聞き取ることが一番の肝ですので。私は、目標のスコアをクリアできた時でもカタカナでノートをとっていました。

英語は日本語と比較して論理的な言語ですので、英語の講義も論理的な構造で説明されます。したがって、ノートをとるメモ用紙のスペースを広めにとって、

・一つ目のトピック→説明の簡単なメモ

・二つ目のトピック→説明の簡単なメモ

・結論

を書き落としていくとよいでしょう。その際に、トピックの話題が変わったと思ったら、その時点で一本線を横にひいておくと、話題の切れ目が見やすくなると思います。