このブログでは「モチベーションをあげる」ことをキーワードにしています。
を取り上げてきました。
このブログを見ていただいている皆さんの中には、社会人の方も多いと思います。
組織の大小にかかわらず、リーダーの位置で仕事をされている方も多いと思います。
世の中には立派なリーダーシップを発揮して組織をひっぱっている方々がたくさんいます。
その中でも、わたくしが人間的にも実績的にも尊敬できる人物に「ジーコ」さんがいます。
ジーコさんが書かれた著書に「ジーコのリーダー論」があります。
ジーコさんの実績に裏打ちされたリーダー論を紐解き、皆さんの組織のモチベーションをあげることに役立てていただけると幸いです。
「リーダーは、部下自身に頭を使わせなければならない」
「私は選手たちが出した結果をほめたり叱ったりするのでなく、とにかく自分から行動を起こすことだけを積極的にほめあげた。たとえ、それが失敗をもたらそうが、自分からトライするチャレンジ精神をほめたのである。それは彼らの自信にもつながるし、なにより間違いを犯すことを恐れる意識を変革するとっかかりとなるはずだ。」
たしかに、結果だけを見て評価されるのは私自身もあまり良い気分にはなりません。
自分なりに時間をかけて考えて行動を起こした結果、ポジティブな結果が出るに越したことはないですが、そうでないこともありえます。
その時、リーダーとしてはどのような関わりをすれば、部下・選手・学生などのモチベーションを上げることができるでしょうか?
ジーコさんがおっしゃる言葉の中に一つの手がかりが含まれているように私は思います。
「トライするチャレンジ精神をほめる」
この言葉を心の中で振り返ると、あるシーンを思い出しました。
留学を目指して英会話スクールに通っていたころです。
あるテーマについて、私は自分なりの考えを英語で表現しました。
その時のインストラクターの表情から推察すると、すこし的が外れた答えだったように思います。
しかし、彼女は締めくくりの言葉として”Nice try, though.”と言ってくれたのです。
さりげない表現ですが、トライしたことを認めてくれる言葉を聞けたことは「頑張って表現してよかった!」を思ったものです。
「トライするチャレンジ精神をほめる」
「トライするチャレンジ精神をほめる」
「トライするチャレンジ精神をほめる」