若輩者だろうと、きちんとリーダーシップを発揮する。

周囲の人のモチベーションをあげさせる関わりの参考になる書籍を前回ご紹介しました。

この書籍は、元ラグビー日本代表監督を務められた平尾誠二さんの組織のリーダー論について表現されているものです。
この書籍の中で、平尾誠二さん自身の言葉で表現されているものをひとつずつ取り上げていきたいと思います。

「たとえ若輩者だろうと、きちんとリーダーシップを発揮してリーダーとしての務めを果たしているなら、ほかの選手はそのリーダーに敬意を払うし、リーダーの思い描くチームづくりに協力することを厭わない。これがいわば世界標準です。」

世界標準に到達したリーダーシップを発揮していきたいものです(自戒をこめて)。

リーダーは時代の流れをしっかり把握する

周囲の人のモチベーションをあげさせる関わりの参考になる書籍を前回ご紹介しました。

この書籍は、元ラグビー日本代表監督を務められた平尾誠二さんの組織のリーダー論について表現されているものです。
この書籍の中で、平尾誠二さん自身の言葉で表現されているものをひとつずつ取り上げていきたいと思います。

「日本の場合、年功序列が一つの文化になっていますから、これをまるっきり無視すると組織がぎくしゃくして、物事がスムーズに運ばなくなることはよくあります。それでリーダーを決める際も、どうしても年長者が優遇されることになりがちです。しかしながら、本来、年齢はリーダーとしての適性や資質にはあまり関係ありません。」

時代は進んでいきますので、従来の考え方が時代に合わないことは往々にしてあります。例えば、ひと昔前は部活の指導で教員が生徒の頭を叩くことは普通に行われていたことが、今では不適切な指導としてとらえられています。リーダーは時代の流れをしっかり把握して、謙虚に対応する姿勢が必要だということだと思います。健全なリーダーシップを発揮するためにも身に着けたいものです(自戒を含めて)。

自ら変わり、時代にマッチした考え方を表現していく。

周囲の人のモチベーションをあげさせる関わりの参考になる書籍を前回ご紹介しました。

この書籍は、元ラグビー日本代表監督を務められた平尾誠二さんの組織のリーダー論について表現されているものです。
この書籍の中で、平尾誠二さん自身の言葉で表現されているものをひとつずつ取り上げていきたいと思います。

「むかしはカリスマ性をもった絶対的なリーダーがどの世界にもいました。しかし、それはいまのように、情報網が発達していなかったから可能だっただけで、あらゆる情報やデータが明らかにされてしまう今日では、カリスマに必要な神秘性が存在する余地などどこにもないのです。」

現代の世の中を反映した言葉ですね。時代にマッチしたコーチング・指導・教育が必要なのだと思います。ひと昔前のコーチング・指導・教育をしている人には、その自覚がないこともしばしばですが、周囲の人のモチベーションを上げさせるためには、「主体変容」を実践して、自ら変わり、時代にマッチした考え方を表現していく必要があるということですね。健全なリーダーシップを発揮するためにも身に着けたいものです(自戒を含めて)。

感情をうまくコントロールさせてモチベーションをあげさせる

周囲の人のモチベーションをあげさせる関わりの参考になる書籍を前回ご紹介しました。

この書籍は、元ラグビー日本代表監督を務められた平尾誠二さんの組織のリーダー論について表現されているものです。
この書籍の中で、平尾誠二さん自身の言葉で表現されているものをひとつずつ取り上げていきたいと思います。

「人間は感情の生き物なので、それぞれの感情をうまくコントロールしていかないと必ず衝突が生まれ、最悪の場合はチームが空中分解を起こしてしまうのです。」

選手・学生・部下などのモチベーションを上げさせるためには、彼らの感情のコントールも必要ということですね。

「感情のコントロール」という言葉で留学時のことを思い出しました。

「医療人のプロフェッショナルとはセルフコントロールができることだ。」

「コントロール」とはありふれた言葉かもしれませんが、いろんな意味で重要なキーワードですね。健全なリーダーシップを発揮するためにも身に着けたいものです(自戒を含めて)。

リーダーは新しいアイディアを提案する役目がある

周囲の人のモチベーションをあげさせる関わりの参考になる書籍を前回ご紹介しました。

この書籍は、元ラグビー日本代表監督を務められた平尾誠二さんの組織のリーダー論について表現されているものです。
この書籍の中で、平尾誠二さん自身の言葉で表現されているものをひとつずつ取り上げていきたいと思います。

「リーダーは、これまで一生懸命にやってきたことを否定する、新しいアイディアを提案する役目も引き受けなければならない。」

この言葉は、リーダーになる人の意識にフォーカスした表現ではありますが、このような視点を持つ必要があることを、選手・学生・部下などに気付かせることも、リーダーの役目ではないでしょうか?健全なリーダーシップを発揮するためにも身に着けたいものです(自戒を含めて)。

相当なインパクトのある言葉で表現する

周囲の人のモチベーションをあげさせる関わりの参考になる書籍を前回ご紹介しました。

この書籍は、元ラグビー日本代表監督を務められた平尾誠二さんの組織のリーダー論について表現されているものです。
この書籍の中で、平尾誠二さん自身の言葉で表現されているものをひとつずつ取り上げていきたいと思います。

「言っていることがわかった程度の理解では、せいぜい「いい話を聞いた」という満足感だけで、行動にまでつながらないことが多いからです。教えるとは、納得させ、行動を変えさせ、さらにその行動をこれから先もずっと続けさせることです。一人の人間にそれだけの変化を起こさせるためには、教える側の言っていることに心の底から納得してもらう必要があります。それを言葉でやろうというのですから、相当なインパクトのある表現でなければダメだということです。」

「行動を変えさせる」ための言葉で表現することは簡単ではありませんが、選手・学生・部下などのモチベーションをあげさせるためには、それぐらい指導者・教員・上司は感覚を研ぎ澄ます必要があるということですね。健全なリーダーシップを発揮するためにも身に着けたいものです(自戒を含めて)。

常識や伝統を疑う!

周囲の人のモチベーションをあげさせる関わりの参考になる書籍を前回ご紹介しました。

この書籍は、元ラグビー日本代表監督を務められた平尾誠二さんの組織のリーダー論について表現されているものです。
この書籍の中で、平尾誠二さん自身の言葉で表現されているものをひとつずつ取り上げていきたいと思います。

「もうこれしかないのだと考えることをやめたら、そこで発展は止まってしまう。それが常識や伝統といわれているようなことでも同じです。必ず疑ってかからなければならない。それで、常識や伝統に則ったやり方よりも、こちらのほうがチームの強化につながるといえるものが見つかれば、ぼくは迷わずその方法を選択します。」

「常識や伝統を疑う!」なかなか簡単ではない思考だと思いますが、今の世の中をsurviveするには、必要な思考だと思います。健全なリーダーシップを発揮して、選手・学生・部下などのモチベーションをあげさせるための関りをしていきたいものです(自戒を含めて)。

自分がつねにただしいなんて思わない

周囲の人のモチベーションをあげさせる関わりの参考になる書籍を前回ご紹介しました。

この書籍は、元ラグビー日本代表監督を務められた平尾誠二さんの組織のリーダー論について表現されているものです。
この書籍の中で、平尾誠二さん自身の言葉で表現されているものをひとつずつ取り上げていきたいと思います。

「ぼくは自分がつねにただしいなんて思っていません。まちがっているのじゃないか、もっといいやり方があるはずだと、いつも疑っています。だから、選手と議論になるのはむしろ大歓迎。それでさらにうまくいく道が見つかれば、それはぼくにとってもチームにとっても望ましいことなのです。」

常識や伝統を疑ってかかるという視点。はっと気づかせてくれる言葉ですね。年齢を重ねていくと固定観念に支配されて柔軟な発想に欠けることがよくあります。健全なリーダーシップを発揮するためにも参考にしたいものです(自戒を含めて)。

持論を言葉にしてきちんと説明すること

周囲の人のモチベーションをあげさせる関わりの参考になる書籍を前回ご紹介しました。

この書籍は、元ラグビー日本代表監督を務められた平尾誠二さんの組織のリーダー論について表現されているものです。
この書籍の中で、平尾誠二さん自身の言葉で表現されているものをひとつずつ取り上げていきたいと思います。

「監督やコーチはどういう持論でメンバーに指示を出しているのかを、言葉にしてきちんと説明することも大切だと思います。・・・。結局、理由をきちんと伝えられない監督やコーチは、選手をずっと監視しつづけなければならないから、かえってたいへんなんですよ。」

選手・学生・部下などを「怒る」とか「殴る」とかなどの手段で指導する指導者・教員・上司がいますね。指示した理由を言葉で説明できないからこのような行動をとってしまうのではないでしょうか?選手・学生・部下などのモチベーションをあげさせるための関りをするためには、大切な視点が必要だと思います。健全なリーダーシップを発揮するためにも参考にしたいものです(自戒を含めて)。

恐怖で抑えつけることは、考えることを奪う。

周囲の人のモチベーションをあげさせる関わりの参考になる書籍を前回ご紹介しました。

この書籍は、元ラグビー日本代表監督を務められた平尾誠二さんの組織のリーダー論について表現されているものです。
この書籍の中で、平尾誠二さん自身の言葉で表現されているものをひとつずつ取り上げていきたいと思います。

「日本の場合、監督と選手の関係が先生と生徒の延長なので、監督が「バカヤロー」と言えば、選手は言うことをを聞くわけです。「高校生らしく走れ」なんて、わけのわからない怒られ方をしても、とりあえず選手はそれに従います。でも、それはただ恐怖で支配しているだけですから、監督の目が届かなくなれば、とたんに強制力がなくなって、選手は手を抜きはじめる。それに、恐怖で抑えつけられることに慣れた選手は、考えることをしなくなります。応用力や自主性も育ちません。

選手・学生・部下などを「怒る」とか「殴る」とかなどの手段で指導する指導者・教員・上司がいますね。その人たちは、自分がそのような指導・教育を受けてきた歴史があるので、その経験をもとに体現しているのだと思います。しかし、選手・学生・部下などのモチベーションをあげさせるための関りをするためには、一歩引いて自らの経験を客観視する視点が必要だと思います。健全なリーダーシップを発揮するには重要な視点だと私は思います。