心を使う

英語で大学受験を失敗した私がアメリカ留学までできたまでの経緯を何回かにわたり書いてきました。

この一連の私の生き方で培ったもののなかで大きな部分をしめているのは、

「目標達成に必要なのことは、期限(期日)を設けて目標を決めることである。」

という考え方です。

期日を設けて達成したい目標に向かって実践行動を実直に実行することが大切です。

この過程を根底から支えるものがあります。それは、

「心」

です。「心」の充実の上に、個人のパフォーマンスや能力が発揮されて、目標達成に結びつきます。

その「心」を作っていく方法を一つずつご紹介していきます。

「心を使う」

まず、「心を使う」ことから始めます。

「心を使う」とは、シナリオ・ストーリー・未来を描き、イメージを鮮明にもつことを指します。

私の経験を基に「心を使う」を見ていきます。

大学病院を辞めて、正規留学の道を選択した時から「心を使う」を実践しています。

まずは、「TOEFL iBTのスコアを徐々に上げていき、2年以内にアメリカの医療系大学院の学籍を取り、留学を修了したのちはその経験を日本の現場(医療または教育)に活かす」というシナリオを描いていました。

このように留学の目的ははっきりしていましたので、イメージを鮮明に持っていたことになります。

心を使って、シナリオ・ストーリー・未来を描き、イメージを鮮明にもつと自然とモチベーションがあがります。

自分にとって価値ある目標を掲げたら、心を使って未来を描き、イメージを鮮明に持ちましょう。

次回も「心」に関するアプローチをご紹介します。

 

2020年2月12日更新

心・技・体・生活の観点から分析する!

英語で大学受験を失敗した私がアメリカ留学までできたまでの経緯を何回かにわたり書いてきました。

この一連の私の生き方で培ったもののなかで大きな部分をしめているのは、

「目標達成に必要なのことは、期限(期日)を設けて目標を決めることである。」

という考え方です。

先日の記事では、→「毎日思考する!」ということをお伝えしました。

この記事では、モチベーションをあげるために必要な要素として、「心・技・体・生活の観点から分析する!」を取り上げます。

「心・技・体・生活の観点から分析する!」

具体的に私の経験に照らし合わせて見ていきましょう。

まずは自分の「成功体験」を分析します。

成功体験―医師向けに処方の問題点をプレゼンテーションして、信頼を得ることができたこと

・心

自分は必ずやれる人間だと信じていた。

・技

計画的に準備した。

・体

健康だった。

・生活

規則正しかった。

 

次は、「失敗体験」の分析です。

失敗体験―大学受験の失敗

・心

目標がなかった。

・技

苦手科目を苦手なままにしてしまった。

・体

けだるかった。

・生活

実りのない生活だった。

「成功体験」と「失敗体験」に基づいて、「予想される問題点」を分析します。

・心

言い訳にする。

・技

時間管理の不足

・体

不健康

・生活

不規則な生活が実りのない生活を生む可能性。

 

「予想される問題点」を書き出したところで、その問題点に対する「解決策」を考えます。

・心

言い訳をしない。

・技

1日のスケジュールを綿密に作る。

・体

健康維持のために睡眠時間を確保し、スケジュールに組み入れる。

・生活

規則的な生活を送る。

 

このように、自分の「成功体験」と「失敗体験」を基に4つの観点から分析し、最終的に自分の目標達成の過程で生じるであろう問題点にあらかじめ解決できる策を講じておくと、仮につまづいても最小限の影響で抑えることができます。

私は、このように分析した結果をルーティーン行動に組み入れています。

つまり、「1日のスケジュールを作るときに、睡眠時間を8時間確保するようにし、規則正しく生活できるように平日も週末も午前6時に起床する」ようにしています。

このように対応できると、日々健康で仕事ができますし、効率もあがります。

・目標を達成しているイメージがあったこと

・なにがなんでも留学するという勝利意識があったこと

・プラスの習慣を形成することができたこと

・目標達成に向けて毎日思考できたこと

・心・技・体・生活の観点から分析することができたこと

モチベーションを確実に上げるために、この5点に注力して取り組むことが大切であると思います。

 

 

2020年2月12日更新

毎日思考する!

英語で大学受験を失敗した私がアメリカ留学までできたまでの経緯を何回かにわたり書いてきました。

この一連の私の生き方で培ったもののなかで大きな部分をしめているのは、

「目標達成に必要なのことは、期限(期日)を設けて目標を決めることである。」

という考え方です。

先日の記事では、→「プラスの習慣を形成する!」ということをお伝えしました。

この記事では、モチベーションをあげるために必要な要素として、「毎日思考する。」を取り上げます。

「毎日思考する!」

「毎日、自分の目標や目的について考える。」という習慣を持つにはツールが必要です。

私が用いたのは手帳です。

見開きで1か月を見ることができ、予定をある程度書きこめるスペースがあるタイプの手帳です。

達成したい目標の期限から逆算して、小さな目標について期限を設けて実際に行動します。

これを期日行動と言いました。

期日行動の期限をこの手帳のように書き込みをしておいて、毎日手帳を見るようにします。

毎日手帳をみていると、小さな目標の期限が記憶されます。

そうすると、通勤通学時などの時間で具体的に何をどこまで済ませるかを考えることができます。

具体的な行動をイメージすることができれば手帳に書き込み、小さな目標の期限までに終えるように実践行動します。

小さな目標に対して期限を設けて具体的な行動をイメージすると、自然と1日の予定を具体的に考えるようになります。

まずは1時間単位で1日の予定を組むことをお勧めします。

例えば、12時~13時に昼食をとると決めると、その前3時間(9時~12時)と後4時間(13時~17時)が仕事・目標に関係する行動の時間になります。

帰宅後の時間も目標に関係する行動の時間にあてられますが、まずは日中の時間帯で考えましょう。

午前の3時間を1時間単位で区切れば、3つのことを予定することができます。

午後の4時間では4つのことを予定できます。

つまり、自分の仕事を7つに分けて時間を割り振ることができます。

夜寝る前に、明日やろうとする仕事の優先順位を考えながら、7つに振り分けます。

振り分けた予定を手帳のスペースのページに書き留めておきます。

これを行うことで、次の日のイメージトレーニングができます。

次の日は、なるべく予定に沿うように行動します。

もちろん、突発的な仕事がはいることがありますので、予定通りにいかないこともよくあります。

それはそれでいいのです。その日の終わりに、1日を振り返ります。手帳を見ながら、何ができて何ができなかったかを振り返ります。

振り返りをすることで、気づき力が高まり、生活と仕事の質が向上し、 同じ失敗をしないようにできます。

これを毎日手帳に書き込んでいき、日々の成功や達成を文字にして書き貯めていきます。

すると、自然と自信を獲得していけます。

・目標を達成しているイメージがあったこと

・なにがなんでも留学するという勝利意識があったこと

・プラスの習慣を形成することができたこと

・目標達成に向けて毎日思考できたこと

まだまだモチベーションを上げるための行動はあります。次回もモチベーションを上げるための方法を紹介したいと思います。

2020年2月12日更新

プラスの習慣を形成する!

英語で大学受験を失敗した私がアメリカ留学までできたまでの経緯を何回かにわたり書いてきました。

この一連の私の生き方で培ったもののなかで大きな部分をしめているのは、

「目標達成に必要なのことは、期限(期日)を設けて目標を決めることである。」

という考え方です。

先日の記事では、→「勝利意識」ということをお伝えしました。

この回の記事では、「プラスの習慣を形成する!」にフォーカスを合わせます。

「プラスの習慣を形成する!」

私たちの意識は、3%の「顕在意識」と 97%の「潜在意識」で出来ていると言われています。

すなわち、私たちの行動や考え方の多くは、「無意識のうちに=習慣として」行われているということになります。

まだ活用されていない潜在意識を使うためには、ルーティン行動を毎日継続し、習慣になるまで(つまり無意識のうちに出来るようになるまで)繰り返すことです。

目標を達成して結果を出す人は、

・「いつまでに、何を、どうするのか」という期日を決めた行動=期日行動

・毎日成果(目標達成)につながるための行動=ルーティン行動

を自分で決め、やり遂げようと取り組んでいます。

どちらの行動も、目標達成には欠かせない行動ですが、プラスの習慣を形成するために必要な行動は、後者の「毎日成果(目標達成)につながるための行動=ルーティン行動」が大きな役割を果たします。

私の場合で言えば、留学希望の大学が提出を求めているTOEFL iBTのスコアをクリアするためのルーティーン行動は、「1日2時間勉強する」でした。

当時は子供も乳飲み子であり、寝かしつける役割が私にはありました。

20時くらいには寝かしつけ、その後はカミさんがテレビを見て自分の時間を過ごす時間帯です。

その間に私は風呂に入ったりして気分転換します。

カミさんが布団に入るのが23時前ですので、23時から私の時間になります。

そこから2時間集中して英語を勉強しました。これを毎日続けました。

家族で帰省したときも勉強のための本を持参し、家族が寝静まった頃に2時間勉強しました。

子供が肺炎で入院した時も勉強のための本を持参し、病棟の就寝時刻を過ぎてから2時間勉強しました。

毎日2時間英語を勉強することが習慣となりました。

習慣になると、勉強をしない日があると逆に不安になる感覚がありました。

このように目標達成に関係するプラスの習慣を形成することが、目標達成のために必要な要素であることが分かるかと思います。

 

・目標を達成しているイメージがあったこと

・なにがなんでも留学するという勝利意識があったこと

・プラスの習慣を形成することができたこと

まだまだモチベーションを上げるための行動はあります。次回もモチベーションを上げるための方法を紹介したいと思います。

 

2020年2月12日更新

なにがなんでも留学する!

英語で大学受験を失敗した私がアメリカ留学までできたまでの経緯を何回かにわたり書いてきました。

この一連の私の生き方で培ったもののなかで大きな部分をしめているのは、

「目標達成に必要なのことは、期限(期日)を設けて目標を決めることである。」

という考え方です。

先日の記事では、「目的がモチベーションとなり、目標を達成しているイメージができていた!」ということをまずお伝えしました。

次に大事な考え方が「勝利意識」という思いです。

「勝利意識」

「勝利意識」とは、「成功や達成に対する強い思い」と言えます。もう少し具体的に表現すると、「どんな困難や逆境でも乗りこえる強い「忍耐力」や「意志の力」、また目標に対して「なにがなんでも」という強い思い」と言えるでしょうか。根性論では決してありません。

なにがなんでも留学する!

周囲に公言することはあまりしていませんでしたが、心の中で「なにがなんでも」という強い思いを持ち続けました。

「敗北意識」という言葉があるとすれば、「TOEFL iBTのスコアがまた基準点に届かなかったけどまあいいや。」という意識でいるのと、「勝利意識」をもって、「TOEFL iBTのスコアがまた基準点に届かなかったけど、なにがなんでも留学したいから次頑張るぞ。」という意識でいるのとでは、次に取り組む行動に違いが有意にでます。

この強い心をもって「勝利意識」を自覚していることが、モチベーションの維持または向上に役立っていました。

大学病院をわざわざ辞めて、留学するために英語を勉強していることに関して、知人の奥さんから、「大変じゃないですか?」と何気なく聞かれました。

でも、大変だと思う気持ちは何一つありませんでした。

なぜなら、学びたいものに向かって頑張っているのですから苦にならないのです。

・目標を達成しているイメージがあったこと

・なにがなんでも留学するという勝利意識があったこと

まだまだモチベーションを上げるための行動はあります。

次回もモチベーションを上げるための方法を紹介したいと思います。

2020年2月12日更新

期限(期日)を設けて目標を決める

英語で大学受験を失敗した私がアメリカ留学までできたまでの経緯を何回かにわたり書いてきました。

この一連の私の生き方で培ったもののなかで大きな部分をしめているのは、

「目標達成に必要なのことは、期限(期日)を設けて目標を決めることである。」

という考え方です。

このブログを読んでいただいている皆さんも、過去にいろんな目標を立てたことがあると思います。

すこし振り返っていただきたいのですが、立てた目標が例えば10個あったとした場合、そのうち何個の目標を達成出来ましたか?

つまり何%の達成率なのかですね。

ここに興味深い研究報告あります。

2007年にイギリスで行われた研究では、元旦に目標をたてた3000人を追跡調査したところ、52%の人達が目標を達成できると自信を持っていたにも関わらず、「目標を達成することができたのはわずか12%の人達だった」という報告です。

つまり、大部分の方々は目標を達成できずに人生を送っているとうことです。驚くべきデータですね。

このブログで、私が英語についてのブログを書くことになった経緯を、自分の人生を振り返りながら述べてきました。

その一連の経験から、「目標達成に必要なのことは、期限(期日)を設けて目標を決めることである。」という考え方が生まれたのですが、もう少し自分の過去の経験を振り返ると、一つの共通点に気が付きました。

目的がモチベーションとなり、目標を達成しているイメージができていた!

言い換えれば、私は結果を出すことを最初に決めていたといってもいいかもしれません。

目標を達成して成功するためのシナリオ・ストーリーを持っていたのです。

また、「何のためにその結果を求めるのか」という強い目的意識がありました。そうです、

「何のために」目標を達成するのか!

目的意識は、目標達成に向かう過程でのモチベーション維持に大きな役割を果たします。

「目的」と「目標」は同義語ではありません。

「目標」を達成するためのモチベーションになるのが「何のために?」と考えること―これが「目的」です。

私の例でいえば、英語を勉強することの重要性に初めて気が付いたきっかけは、カナダにホームステイした時に他国の若者と交流したことでした。

「外国人と交流すると、日本にいては刺激できない視野の異なる考え方に触れることができる。」

これがきっかけとなり、「視野を広げるために」という目的がモチベーションとなり、医療職教育を通して学ぶ場を求めて「アメリカ医療職大学院へ留学すること」が目標になりました。

転職してから本格的な英語の勉強をしました。

2年という時間を要しましたが、「留学できる。」というイメージが確かにできていました。

2020年2月12日更新