一律に扱うのではなく、個別にフォローしていく。

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周囲の人のモチベーションをあげさせる関わりの参考になる書籍を前回ご紹介しました。

この書籍は、元ラグビー日本代表監督を務められた平尾誠二さんの組織のリーダー論について表現されているものです。
この書籍の中で、平尾誠二さん自身の言葉で表現されているものをひとつずつ取り上げていきたいと思います。

「監督がああだこうだとうるさく言うより、個々の選手が自分の頭で考えられる状況をつくってあげるほうが、いまの時代、効果的であるのはまちがいないし、そのためには、選手を一つの塊ではなく異なった個性とみなさなければできないと言いたかったのです。

成績をつけるだけだったら、できるヤツは5、できなければ1ですむ話ですが、チームを強くしようと思ったら、1や2の選手もなんとか3や4に引き上げて戦力化しなければなりません。そうするためには一律に扱うのではなく、個別にフォローしていくよりほかないわけですよ。」

この考えに同感しますね。教育の究極は、「個別」対応だと私も思います。個性に見合ったアプローチをして育てていく。モチベーションをあげさせるための重要な視点ですね。肝に銘じたいと思います。

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