悔しいと思う気持ち

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このブログでは「モチベーションをあげる」ことをキーワードにしています。

「自分」のモチベーションの上げ方

「部下・選手・学生」などのモチベーションの上げ方

を取り上げてきました。

このブログを見ていただいている皆さんの中には、社会人の方も多いと思います。

組織の大小にかかわらず、リーダーの位置で仕事をされている方も多いと思います。

世の中には立派なリーダーシップを発揮して組織をひっぱっている方々がたくさんいます。

その中でも、わたくしが人間的にも実績的にも尊敬できる人物に「ジーコ」さんがいます。

ジーコさんが書かれた著書に「ジーコのリーダー論」があります。

ジーコさんの実績に裏打ちされたリーダー論を紐解き、皆さんの組織のモチベーションをあげることに役立てていただけると幸いです。

 「リーダーは、部下のプロ意識を育てなければならない」

「決められたはずのシュートをミスして自分のチームが負けたら、私はチームメイトの顔をまともに見ることができなかった。悔しくて涙を流したことも数えきれない。チームメイトに申し訳ないという気持ち、敵に負けて悔しいと思う気持ちがあったから、私はいっそう練習に精を出し、それまで以上にワザを磨いていったのである。」

「悔しい」という気持ちは自分の能力を伸ばすための貴重な動機付けになりますね。

私にもその経験があります。

上司の理不尽な判断により、海外派遣の選択肢が奪われました。

残念というより、「悔しい」という言葉がその時の自分の気持ちを表しています。

熟慮の上、退職を決意し、正規留学する道を選びました。

正規留学する道を決意したのは35歳の時でした。

転職して、毎日23時から1時までの2時間が私の英語の勉強時間になりました。(→その時に様子はこちらをご覧ください

「なにがなんでも留学する」という気持ちと、「悔しい!今に見ていろ!」という気持ちが相まって、仕事をしながら英語を勉強するという毎日の生活のモチベーションとなっていました。

この気持ちが、ジーコさんのいう「プロ意識」に通じるのだなと改めて思います。

どの職業でも、この「プロ意識」は必要であると思います。

リーダーは、部下・選手・学生などに対してこの「プロ意識」を育てるという視点が必要ですね。

そのためには、自ら「プロ意識」を持っていることが必要です。

つまり、「悔しい」という過去の経験をうまく伝えることが大切です。

「プロ意識」を育てるという視点で私も仕事をしていきたいと思います。

 

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