

このブログでは「モチベーションをあげる」ことをキーワードにしています。
を取り上げてきました。
このブログを見ていただいている皆さんの中には、社会人の方も多いと思います。
組織の大小にかかわらず、リーダーの位置で仕事をされている方も多いと思います。
世の中には立派なリーダーシップを発揮して組織をひっぱっている方々がたくさんいます。
その中でも、わたくしが人間的にも実績的にも尊敬できる人物に「ジーコ」さんがいます。
ジーコさんが書かれた著書に「ジーコのリーダー論」があります。
ジーコさんの実績に裏打ちされたリーダー論を紐解き、皆さんの組織のモチベーションをあげることに役立てていただけると幸いです。
「リーダーは、部下のプロ意識を育てなければならない」
「サッカーだけでなく、どの分野でも同じことだと思うが、一流とよばれる人間はみな、その分野のエキスパートとして、その道をきわめていこうとする向上心を持っている。それがプロ意識というものである。」
ジーコさんのいう「向上心」という言葉は、私自身好きな言葉の一つです。
私がアメリカの医療系大学院へ留学しようと心に決めたのも、自分を向上させたいという気持ちが強くありました。
TOEFL iBTの規定のスコアを取るために、家族が寝静まった23時から英語の勉強を始めて1時に終え、翌朝仕事に行くことを日常にしていました。
2年はかかりましたが、着実に英語力は向上しました。飛躍的ではありませんでしたが、着実に向上しました。
1年間の実習を生き抜くには、英語を話す患者さんと意思疎通が取れる必要があります。
キャンパスなどで英語の生活をしながらも、顔なじみの日本のホームタウンの英会話教室のレッスンを週1回オンラインで個別に受け続けました。
留学しても英語力を向上させようという気持ちを持ち続けたからだと思いますが、本当にいろんな学びを得ることができました。
この記事を書いている時点では教員という立場で仕事をしていますが、今でも私は「伸びよう」としていますし、現に伸びていることを実感できています。
「自分を高める」「自分を向上させる」「自分を伸ばす」
この気持ちは今後も持ち続けたいと思います。
リーダーが、自分自身を向上させようとしている気持ちは、言動に自然と反映されます。
自分から変わり、周囲を変えていく「主体変容」の考え方が重要だと思います。