

2018年7月21日(土)、地域の医療系の学校の学生(薬剤師、看護師、理学療法士、作業療法士、介護福祉士、栄養士、言語聴覚士、救命救急士、保育士)を集めて、職種間を越えた交流と共同学習をする研修会が行われました。1日かけての研修会でした。午前中に認知症ケアに導入されてきている「ユマニチュード」というアプローチについて講義を聴講しました。とても感動する内容でした。まずは、「ユマニチュード」とはどういうものか、私の言葉で説明するよりも、動画を見ていただいたほうが理解しやすいと思いますので、まずは次の動画をご覧ください。
「ユマニチュード」とは、フランス語で「人間らしさ」を表す言葉だそうです。認知症を罹患すると、医療従事者とのコミュニケーションがうまくいかないことが多くなります。この講義を聞いて、「ユマニチュード」では、
「認知症の患者さんから反応を引き出すために、医療サービスを提供する医療従事者側が『自ら変わって』関わる」
ことを実践していることがわかりました。まさに、「主体変容」の考え方そのものだと思いました。―「自ら変わり、相手を変化させる」
この「主体変容」の考え方は、普遍的な考え方であると理解できますね。周囲のことを嘆く時間があるならば、「自ら変わり、周囲に関わる」ことに集中すると状況が好転すると思います。ぜひ、実践していきたいと思います。