英語で大学受験を失敗した私がアメリカ留学までできたまでの経緯を何回かにわたり書いてきました。
この一連の私の生き方で培ったもののなかで大きな部分をしめているのは、
「目標達成に必要なのことは、期限(期日)を設けて目標を決めることである。」
という考え方です。
期日を設けて達成したい目標に向かって実践行動を実直に実行することが大切です。
この過程を根底から支えるものがあります。それは、
「心」
です。「心」の充実の上に、個人のパフォーマンスや能力が発揮されて、目標達成に結びつきます。
その「心」を作っていく方法を一つずつご紹介していきます。
「心を整理する」
この記事では、「心を整理する」を取り上げます。
「心を整理する」ために一番良い方法は、「毎日その日の振り返りを紙に書き出すこと」です。
書き出すためにはそのための書く場所が必要になりますが、いわゆる「日誌」を書くことが、「心を整理する」ことに直接関わります。
「成功体験」と「失敗体験」を基に予想される問題点を書き出し、その解決策をあらかじめ作っておくことを以前の記事でご紹介しました。
その時の解決策の一つとして、「1日のスケジュールを綿密に作る」という解決策を掲げました。
私の例をご紹介します。
この写真のように、翌日の「予定」を就寝前に書き出し、イメージトレーニングをします。
いわゆる未来予測ですね。自分の目標に関連する実践行動には丸をつけて、具体的な何をやるのかを書き出します。
翌日は、なるべくこの予定に合わせるように行動しますが、突発的な仕事も入りますので、それも加味して「実績」を「予定」の右に書き出します。
この作業で、何ができて何ができなかったか振り返ることができます。
そして、「自己効力感(仕事効力感)」と「自己肯定感(自尊感情)」を書き出します。
「自己効力感(仕事効力感)」とは、「自身の仕事における成功や成長から得られる感情」を言います。
「自己肯定感(自尊感情)」とは、「自身の人間的な成長から感じることができる感情」を言います。
これを毎日振り返ることで、プラスの感情(ポジティブな感情)を持つことができます。
モチベーションをあげるポイントでもありますね。
一方、制限がないとしたら、もう一度やり直したい出来事があればそれも書き出します。
「書く」という作業を通して、過去の失敗を切り捨てることを同時に行えますので、気持ちを切り替えることができます。
最後に、自分の目標に向けて、ヒントになった言葉・出来事・成長の記録を書き出します。
特に書き出しことがなければ、ポジティブな言葉で締めくくることでもいいかと思います。
このように、日誌を毎日書いていくことで「心を整理する」ことができ、未来予測と成功の準備をすることができます。
「心を使う」
「心をきれいにする」
「心を強くする」
「心を整える」
次回も「心」に関するアプローチをご紹介します。