

英語で大学受験を失敗した私がアメリカ留学までできたまでの経緯を何回かにわたり書いてきました。
この一連の私の生き方で培ったもののなかで大きな部分をしめているのは、
「目標達成に必要なのことは、期限(期日)を設けて目標を決めることである。」
という考え方です。
このブログを読んでいただいている皆さんも、過去にいろんな目標を立てたことがあると思います。
すこし振り返っていただきたいのですが、立てた目標が例えば10個あったとした場合、そのうち何個の目標を達成出来ましたか?
つまり何%の達成率なのかですね。
ここに興味深い研究報告あります。
2007年にイギリスで行われた研究では、元旦に目標をたてた3000人を追跡調査したところ、52%の人達が目標を達成できると自信を持っていたにも関わらず、「目標を達成することができたのはわずか12%の人達だった」という報告です。
つまり、大部分の方々は目標を達成できずに人生を送っているとうことです。驚くべきデータですね。
このブログで、私が英語についてのブログを書くことになった経緯を、自分の人生を振り返りながら述べてきました。
その一連の経験から、「目標達成に必要なのことは、期限(期日)を設けて目標を決めることである。」という考え方が生まれたのですが、もう少し自分の過去の経験を振り返ると、一つの共通点に気が付きました。
目的がモチベーションとなり、目標を達成しているイメージができていた!
言い換えれば、私は結果を出すことを最初に決めていたといってもいいかもしれません。
目標を達成して成功するためのシナリオ・ストーリーを持っていたのです。
また、「何のためにその結果を求めるのか」という強い目的意識がありました。そうです、
「何のために」目標を達成するのか!
目的意識は、目標達成に向かう過程でのモチベーション維持に大きな役割を果たします。
「目的」と「目標」は同義語ではありません。
「目標」を達成するためのモチベーションになるのが「何のために?」と考えること―これが「目的」です。
私の例でいえば、英語を勉強することの重要性に初めて気が付いたきっかけは、カナダにホームステイした時に他国の若者と交流したことでした。
「外国人と交流すると、日本にいては刺激できない視野の異なる考え方に触れることができる。」
これがきっかけとなり、「視野を広げるために」という目的がモチベーションとなり、医療職教育を通して学ぶ場を求めて「アメリカ医療職大学院へ留学すること」が目標になりました。
転職してから本格的な英語の勉強をしました。
2年という時間を要しましたが、「留学できる。」というイメージが確かにできていました。
2020年2月12日更新