

私はこのブログで英語にフォーカスしてお話してきました。
TOEFL iBTの勉強方法や、→中学英語で学ぶ表現を用いてネイティブ的な発音をするためのコツを取り上げてきました。
ここで、なぜ私が英語についてブログを書こうと思ったかを述べるために、自分のこれまでの生き方・人生を振りかえっていきたいと思います。
前回の記事では、「目標達成に必要なことは、期限(期日)を設けて目標を決めることである。」という考えに基づいて、アメリカ留学の第一セメスターを乗り越えたところまでお話ししました。
第二セメスター、第三セメスターともに、一つの授業に対してハンドアウトを3回は目を通すというルーティーン行動を続けました。
第一セメスター内で定期試験が各教科4回実施されました。
このルーティーン行動を続けたおかげで、順調に試験をクリアしていましたが、何度かfail(基準点を下回ること)したことも事実です。
総合得点として基準をクリアしていれば単位は取得できます。
順調に授業を消化していく中で頭をもたげてくる問題がありました。
それは、第三セメスターを修了した後に始まる1年間の応用実務実習です。
実際に医療現場にでて医療職の訓練を積む実習です。
キャンパス内での授業はなんとか対処できたものの、医療現場となると、他の医療職とコミュニケーションをとる必要があります。
患者さんとも話をする必要があります。
英語が聞き取れませんという状況は極力避ける必要がありました。
この状況でも、「期限(期日)を設けて目標を決めることである。」を実践しました。
つまり、「応用実務実習に出るまでにListeningのスキルをあげる」というものでした。
応用実務実習が始まる時期はすでに分かっていますので、その時期から逆算して、どのようにListeningのスキルをあげるかを考えました。
日本でお世話になっていた英会話スクールのインストラクターに相談したところ、オンラインで個人レッスンができるという提案がありました。
これに加えて、Listeningのスキルをあげるのに適したレッスン(コース)があることも提案されました。
この方策をとることを決断し、毎週レッスンをすることをルーティーン行動にしました。
レッスンで取り上げられた内容は、ネイティブがどのように発音しているかを学ぶというものでした。
毎回のレッスンはいつも新鮮でした。
なぜなら、日本にいた時は全く学んだことのない内容だったということと、ネイティブがなぜ単語と単語をリンクさせて発音するのかが分かったからです。
このレッスンのおかげで、Listeningのスキルが向上しました。
応用実務実習にでると、いろんな人種が医療職として働いていますので、インドなまりの英語だったり、アメリカ人らしい英語だったり、スパニッシュなまりの英語だったりと様々な英語に触れる機会となりました。
レッスンで学んだネイティブ的な発音を、実習中に聞き取ることができた瞬間がありました。
“I asked him.”
「アイアスクトゥヒム」と発音するのではなく、「アイアスティム」と発音しているのです。
“asked“[skt]は3つの子音が並んでいますので真ん中の[k]がドロップします。
また、”him”の”h”はドロップします。つまり、
“I ased im”「アイアスティム」
となるのです。
このようなネイティブ的な発音を知ったおかげでずいぶん聞き取りができるようになりました。このような経験があったので、是非みなさんにネイティブ的な発音を知ってほしいと思い、英語についてブログを書きはじめました。
それをまとめた記事は→こちらです。
英語で大学受験を失敗した私がアメリカ留学までできたまでの経緯を何回かにわたり書いてきました。
この一連の私の生き方で培ったもののなかで大きな部分をしめているのは、
「目標達成に必要なのことは、期限(期日)を設けて目標を決めることである。」
という考え方です。
次回からは、「モチベーションをあげるため」にどのような目標を掲げ、どのように期日を設けて、どのように具体的な実践行動に落とし込むかをすこしずつ紹介していきたいと思います。