日本にいては刺激できない視野の異なる考え方に触れる

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私はこのブログで英語にフォーカスしてお話してきました。

TOEFL iBTの勉強方法や、→中学英語で学ぶ表現を用いてネイティブ的な発音をするためのコツを取り上げてきました。

ここで、なぜ私が英語についてブログを書こうと思ったかを述べるために、自分のこれまでの生き方・人生を振りかえっていきたいと思います。

前回の記事では、大学院修士課程一年次にカナダ・バンクーバーに語学研修に通い始めたところまでお話ししました。

私が所属したクラスは20名くらいでしたが、全員日本人でした。

駅前留学と何ら変わらないと正直思いました。

2週間したら、ドイツ人やフランス人がクラスに入ってきました。

少し異文化を感じることができる環境になりました。

ある日の授業で、「地球が滅亡するとしたら何を一番優先するか?」という問いがネイティブの先生から質問されました。

クラスメートの日本人の多くは、家族・友達・恋人などと答えていましたが、ドイツ人やフランス人のクラスメートは、「神(God)」と答えました。

この瞬間が、私の心に突き刺さることになります。

「国が違うと、こうも考え方が異なるものなのか!」と新鮮で痛烈な感情をもったことを覚えています。

この時の感情は私にとっては非常に強烈なもので、語学研修を終えて日本に帰国してからも、私の心にずっしりと居座りました。

外国人と交流すると、日本にいては刺激できない視野の異なる考え方に触れることができるという貴重な体験が私の心に火をつけました。

それからというもの、海外で学びたいという欲求が日々強くなっていきました。

大学院修士課程の研究に身が入らず、どうにかして海外で学ぶことができないか、または海外で生活することはできないか、日々その方法を模索していました。

それと並行して、地元の英会話スクールに通うことを決めました。

学部生でいたころから、将来は医療職として病院で働きたいと考えていたので、その医療職教育を海外で学ぶことができないか検討し始めました。

すると、アメリカの医療職教育が進んでいることが分かったので、アメリカの大学に留学する方向で情報を集めました。

留学するために必要な資料の一つとしてGPAの提出があります。

大学の学業成績を4段階評価に換算する必要があります。自分の学部生の頃の成績表を引っ張り出して、GPA換算をしたところ、アメリカの医療職の学部が求める最低限のGPAには到底及ばない数字がはじき出されました。

学部生の時にさぼることを覚えてしまったことをこの時ほど後悔したことはありませんでした。

この時点で、留学するという希望をあきらめました。

この話は次回に続きます。

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