“eastbound”のネイティブ的な発音とは?

FavoriteLoadingAdd to favorites

今回は、”eastbound”(東向き)のネイティブ的な発音について取り上げたいと思います。

英語のネイティブ的な発音を身に付けるのに効果的なのは、日本でしっかり英語を体得し、海外で実生活を送った人から情報をもらうことだと思います。

なぜなら、日本の英語教育と実際に英語圏で使われている英語の実際の違いを認識しているという理由があるからです。

例えば、あなたも中学英語を学んだ方は、以下の単語を以下のように発音しますよね?

“eastbound” 「イーストバウンドゥ」

中学英語で習った時はこの発音の仕方が正しいものだと思ったはずです。

かくゆう私も、中学時代は、疑いもなくこのように発音していました。それこそ、留学するまでそう信じていました。

実際、アメリカでの留学生活始めて生活に慣れてくると、どうもネイティブがそのように発音していないように思い始めました。

自分が聞き取った英語をもとに、ネイティブの発音の仕方を調べてみると、次のことが分かりました。

“eastbound” →”easbound” 「イースバウンドゥ」

“eastbound”の“stb”はconsonants(子音)が3つかたまって並んでいますね。このような子音の塊を“Consonant Clusters”(塊)と呼びます。

子音が3つ並ぶと、ネイティブにとっては発音しにくいそうです。そのため、発音しやすくするために真ん中の子音をdropped(落とす、カットする)します。

このように、ネイティブは“Dropped Consonant Clusters”をつかってスムーズに発音します。

 

ほかの例も見ていきましょう。

“trends”→”trens”[trenz]「トゥレンズ」(「トゥレンドズ」と発音しない!)

“sounds”→”sounds”[sounz]「サウンズ」(「サウンドズ」と発音しない!)

こんな感じです。いかがでしたか?

あなたは新しく知ったスキルを、普段からすぐ実行して使っていますか?

もし、答えが「NO」なら今から実行すると大きなメリットがあると思いませんか?

ここで挙げた例文を基に発音してみてくださいね。

中学英語で学んだ表現一つとっても、ネイティブ的な発音を意識しようとする場合、意外な発音の仕方があることが分かりますね。

今回は“Dropped Consonant Clusters”を取り上げましたが、ほかの記事では別の“W link”、“Y link” や別の“Consonant+Vowel Link”も取り上げていますので、そちらも参考にしてみてください。

コメントを残す

This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.