

今回は、”What are you~?”のネイティブ的な発音について取り上げたいと思います。
英語のネイティブ的な発音を身に付けるのに効果的なのは、日本でしっかり英語を体得し、海外で実生活を送った人から情報をもらうことだと思います。
なぜなら、日本の英語教育と実際に英語圏で使われている英語の実際の違いを認識しているという理由があるからです。
例えば、あなたも中学英語で、以下の例文の発音の仕方を学んだ経験がありますよね?
“What are you doing?”「フワットゥアーユードゥーイング?」
その時はこの発音の仕方が正しいものだと思ったはずです。かくゆう私も、中学時代は、疑いもなくこのように発音していました。それこそ、留学するまでそう信じていました。
実際、アメリカでの留学生活始めて生活に慣れてくると、どうもネイティブがそのように発音していないように思い始めました。自分が聞き取った英語をもとに、ネイティブの発音の仕方を調べてみると、次のことが分かりました。
“What are you doing??”→”Whacha doing”「ワッチャドゥーイン?」(”doing”の”g”は無声音となりますので発音しません。)
ほかの例文も見てみましょう。
“What are you looking at?”→”Whacha looking at?”「ワッチャルッキンナ?」
(”looking”の”g”と”at”の”t”が無声音となりますので、この二つは発音はカットされます。よって、”lookin”の”n”と”a”がリンクするため、「ルッキンナ」となります。)
“What are you thinking about?”→”Whacha thinking about”「ワッチャスィンキンナバウ?」
(”thinking”の”g”と”about”の”t”が無声音となりますので、この二つは発音はカットされます。よって、”thinkin”の”n”と”abou”の”a”がリンクするため、「スィンキンナバウ」となります。)
“What are you going to / gonna get?”→“Whacha going to / gonna get?”「ワッチャゴーイントゥゲッ?/ワッチャゴナゲッ?」
(”going”の”g”と”get”の”t”が無声音となりますので、この二つは発音はカットされます。)
こんな感じです。いかがでしたか?
あなたは新しく知ったスキルを、普段からすぐ実行して使っていますか?もし、答えが「NO」なら今から実行すると大きなメリットがあると思いませんか?ここで挙げた例文を基に発音してみてください。“whacha”は、ネイティブ的には「ちょっとかわいい」という印象を与える表現です。TPOにあわせて使い分けましょう。