ーReadingーTOEFL iBTの勉強方法

アメリカの大学・大学院に留学するための条件の一つとして、TOEFL iBTのスコアの提出が求められます。留学を決意した日からTOEFL iBTの勉強を始めました。留学を目指している方はすでにご存じだと思いますが、英語の4スキル―読む、聞く、書く、話す―を総合的かつ客観的に評価されるインターネットベースのテストです。各スキル30点満点ですので、120点が総合の満点となります。

まずは、読む―Reading―について述べたいと思います。

Readingでは、かなりの長文が出題されます。従来の日本の英語教育は、読む・書くに主眼が置かれていましたので、Readingは得点しやすいと思ったら大間違いです。Readingとしての読み方のコツを身に付ける必要があります。

長文が5つのパラグラフから成っているとしましょう。英語は日本語と異なり、論理的な言語ですので、文章も論理的に書かれます。よって、パラグラフの成り立ちも論理的に組まれています。まず、第一パラグラフの最初の2~3行の内容を理解します。つぎに、第二パラグラフの最初の2~3行の内容を理解します。同様に、第三パラグラフの最初の2~3行の内容を理解します。これを最終パラグラフまで行います。すると、長文全体の構成が大まかに理解できます。この大まかな構成を理解できたら、長文の上流から下流にむけて質問は順に設定されていますので、上流側から答えを拾っていきます。このようにすれば、長文全体を読まなくても質問に答えられるようになります。

つまり、身に付けるスキルとして、各パラグラフの最初の2~3行の内容を優先的に理解することです。私はこのスキルを身に付けて、Readingのセクションのスコアアップを図りました。